本当の超音波電動歯ブラシ (1秒間に160万回振動) 選び方とおすすめランキング

最終更新日: 2017年05月13日 | 作成日: 2017年05月08日 | 4448 views

超音波(20khz以上)の速度で振動する電動歯ブラシの特徴を解説したのち、現在販売されている超音波電動歯ブラシ全機種について比較しながら、どの超音波電動歯ブラシが良いのか検証していきます。

ソニッケアーやドルツ、オーラルBなどは超音波電動歯ブラシと呼ばれることが多いですが、振動数は超音波ほど速くありません。

全メーカーから総合した電動歯ブラシの選び方は
 93機種から9機種厳選!電動歯ブラシの選び方とおすすめランキング
を参考にしてください。

まずは、超音波の速度で振動する電動歯ブラシが本当に歯磨きに適しているのか解説します。

真の超音波電動歯ブラシの特徴

人が聞こえる音の最高振動数が約20khz(1秒間に2万回振動)と言われています。
20hz(1秒間に20回振動)から20khzまでの間の振動数を可聴音波と同じ振動数なので、その振動数(どれくらい速く振動するか)で左右・上下に動く電動歯ブラシのことを音波電動歯ブラシと呼びます。
ほとんどの電動歯ブラシは音波電動歯ブラシに属します。

ソニッケアー・ドルツは31,000回/分 = 517回/秒 = 517hz
オーラルBは40,000回/分 = 667回/秒 = 667hz
程度の振動数になっています。

それでは20khzを超える電動歯ブラシなど存在しないのじゃないかと思いますが、です。
20khzを超えるどころか、その80倍の1.6Mhz(1,600khz)で振動する電動歯ブラシが販売されているのです。
日本で主に販売されている超音波電動歯ブラシは朝日医理科株式会社のAU-300DとAU-300Pの2機種のみとなります。

超音波電動歯ブラシのメリット


画像は既に販売停止されてしまった東レのウルティマの資料より引用させていただきます。
まず、バイオフィルムについてご説明いたします。

口の中には虫歯菌が通常存在します。
虫歯菌は、口の中の糖分(ショ糖)を酵素により分解し、水に溶けない物質(不溶性グルカン)に変えてしまいます。この水に溶けない物質はバイオフィルムと呼ばれ、水に溶けないため虫歯菌にとっていつでも食べることができるご馳走になるのです。

このご馳走の近くには虫歯菌がどんどん繁殖していき、お腹いっぱいになった虫歯菌は酸を出して歯を溶かしていきます。

超音波電動歯ブラシは、手磨きや音波電動歯ブラシでは取り除きづらいバイオフィルムを壊して除去することができるのです!

これが超音波電動歯ブラシの最大のポイントになります。

超音波電動歯ブラシのデメリット

超音波電動歯ブラシを販売しているメーカーが少ないため、デザインや替えブラシの豊富さに欠けます。
また、食べカスなどを取り除きたい場合は、手で磨くように自分で歯ブラシを動かす必要があります。
そのため、最終的にかかる時間は音波電動歯ブラシや回転式電動歯ブラシより長くなりがちです。

懸念点は超音波電動歯ブラシは、歯垢が厚い場合に歯垢を取り除けない可能性があることです。
事前に手でブラッシングする、もしくは日頃しっかり歯磨きをして歯垢を厚くしないことが必要です。

しかし完璧に磨ききることで、虫歯を徹底して防ぎたい方には、大変おすすめです。

超音波電動歯ブラシの選び方

しっかりとした作りの超音波電動歯ブラシはAU-300DとAU-300Pの2機種しか現在販売されていません。
東レが販売していたウルティマは朝日医理科株式会社がOEMとして製造していたため、ウルティマと中身は同じと考えていただけます。
朝日医理科株式会社以外では、ドイツのエミデント社が同じ振動数の超音波電動歯ブラシを販売していますが、朝日医理科株式会社の2機種の2倍程度の価格になっています。

AU-300DとAU-300Pの違い

どちらも160万回/秒の超音波振動と16,000ストローク/分の音波振動で、機能・スペックは同じです。AU-300Dは朝日医理科株式会社(スマイルエックス)が直接販売しており、AU-300Pは伊藤超短波が朝日医理科株式会社に製造依頼して販売しているものです。

デザイン、価格を比べて選ぶと良いでしょう。

AU-300Pのみパルス発振により出力電圧が従来品に比べて約2倍と紹介されてありますが、おそらくAU-300DとAU-300Pに違いはないと考えられます。


またAU-300Pを販売している伊藤超短波における商品説明に使われている画像に角質層をターンオーバーで健康的にするという表記がありますが、口腔内に角質層は存在しないため、技術・医療的な知識が十分にあるのか疑問視してしまいます。

エミデントの超音波電動歯ブラシは?

エミデントの超音波電動歯ブラシは、朝日医理科株式会社のAU-300D、AU-300Pから音波振動を除いた超音波のみの電動歯ブラシです。
音波振動を除いている理由は、おそらく低速・強力な振動によるエナメル質研磨を恐れてのことと思われます。エミデント社は、自社の電動歯ブラシのメリットとして摩擦研磨しないことを挙げています。

デザイン性に優れているため、予算に余裕がある方は検討してみると良いかもしれません。

超音波電動歯ブラシのおすすめ人気ランキング

さて、ここまで超音波電動歯ブラシの特徴と各機種の違いを解説してまいりました。
ここからはオススメしたい機種をランキング形式でご紹介します。

1位 AU-300D ブラック

スマイルエックス 超音波電動歯ブラシ マッサージヘッド付 AU-300D
13,500円(税込)

  • サイズ:29×34×230mm
  • 本体重量:100g
  • 素材・材質:ABS
  • 原産国:日本
  • 電源:AC100V 50/60Hz
  • セット内容:本体、充電器、替えブラシ(超先細毛)、替えブラシ(フラット毛)、マッサージヘッド、ブラシカバー、収納ケース
  • 保証期間:1年
  • 消費電力:1W
  • 超音波出力:30mW/cm2
  • 超音波周波数:1.6MHz
  • 音波振動周波数:16000ストローク/分

2位 AU-300P

ReClean パルス式超音波電動歯ブラシ AU-300P
17,280円(税込)

  • 本体サイズ:幅29×奥行34×高さ230mm
  • 本体重量:約100g
  • 素材・材質:ABS
  • 原産国:日本
  • 電源:AC90~110V 50/60Hz
  • 消費電力:1W
  • 保証期間:1年
  • 付属品:本体・充電器・ふつうフラット毛ブラシ×1・やわらかめ超先細毛×1・マッサージヘッド×1・ブラシカバー×1・取扱い説明書・保証書付
  • 超音波周波数:1.6MHz
  • 音波振動:約16,000ストローク/分

3位 エミデント 超音波歯ブラシ

エミデント 超音波歯ブラシ(スターターセット)
37,800円(税込)

サイズ:11.5 x 26 x 9 cm
重量:520g
超音波周波数:1.6MHz

AU-300D、AU-300Pの替えブラシ

AU-300D、AU-300Pの替えブラシ
1,296円(税込)

1本あたり648円

エミデント 替えブラシ

エミデント E2(2本入り)替えブラシセット Mサイズ
3,240円(税込)

1本あたり1620円

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