エアブラシ用コンプレッサーの選び方とおすすめ【2017年版】

最終更新日: 2017年05月26日 | 作成日: 2017年03月06日 | 33527 views

模型・ネイルなどを塗装をする際に便利なのが、エアブラシです。エアブラシにはコンプレッサーが必要ですが、値段の幅が広く自分が求めているレベルが分かりにくいです。今回は用途に応じたコンプレッサーの選び方のポイントをご説明します。

その後、エアブラシに用いるべきコンプレッサーのおすすめをランキング形式でご紹介いたします。
ぜひ自分の用途に合ったコンプレッサーを見つけ出してくださいね♬

24商品から
7商品厳選
徳田 宏樹
大手機械メーカーで電動工具などの開発に携わっています。DIY歴は中学校時代から今まで20年近くです。工具の紹介を通してDIYの楽しさ、奥深さを伝えていけたらと思っております。

エアブラシ用コンプレッサーの選び方のポイント

圧力(最大空気圧力と連続空気圧力)

コンプレッサー用の圧力は日本ではMpa(メガパスカル)、kgf/cm2で表現されることが多く、海外ではpsiで表現されることが多いです。

コンプレッサーの圧力は、塗料にウレタンを利用するか否かではっきりと2つのレベルのコンプレッサーに分かれます。
なぜならウレタンは他の塗料と比べて粘土が高く圧力をあげなければ、霧として噴出されないからです。

ウレタンを利用する場合は、連続空気圧力が0.1Mpa以上必要です。

一方塗料にラッカーやアクリルのみで、ウレタンを利用しない場合は0.05Mpaから0.08Mpa程度で塗装は可能です。

ネイルアートなどであれば、0.05Mpaあれば十分です。

圧力が強ければ、速く綺麗に塗装ができる

圧力が強ければ、エアブラシから噴射する霧をより細かくすることができます。

コンプレッサーは通常圧力を変えることができるので、最大空気圧力の高いコンプレッサーは広い範囲の圧力で塗料を塗布することができます。

コンプレッサーの圧力を高くして塗料が濃いと広い面積にいっぺんに塗装出来ます。
一方コンプレッサーの圧力が高くて塗料が薄いとぼかし塗装が出来ます。

塗装の際は、塗料の濃さを希釈して調節しますが、コンプレッサーが広い範囲の圧力を出せれば、様々なテクニックを使うことができます。

そのためより本格的に塗装をする予定がある方ははじめから0.1Mpa程度のコンプレッサーを購入することをおすすめします。

連続使用時間

コンプレッサーは連続して使用できる時間に制限があるものが、ほとんどです。
30分程度のものから2時間程度のものが多く、それ以上連続して使用すると過熱して、コンプレッサーが故障したり危険です。

もし大きめのもの、もしくは多くのものに、何度も連続して塗装する必要がある場合は1時間以上のものを選ぶといいかと思います。

作動音

コンプレッサーは大きいもの、圧力が高いものほど、作動音が大きい傾向にあります。

しかし中には特殊な加工をして、作動音が小さくなるように工夫してあるコンプレッサーもあるので、
もしマンションなどに住んでいらっしゃり、近所迷惑になりうる方は、そのような作動音の静かなコンプレッサーをおすすめします。

作動音はdb(デシベル)で表現され、目安としては30db以下は壁がうすくても隣の部屋に全く聞こえない、40db以下はほとんど聞こえない、50db以下は気になる人もでてくるくらいです。

エアーの供給方式

エアーの供給方式の違いで作動音は変わってきます。リニア式はダイアフラム式よりも静かになります。

サイズ

タンクつきのものはサイズ、重量ともに大きくなります。

タンクの有無

タンクがついている場合、つねにコンプレッサーを運転させなくとも、タンク内にためた空気を利用できるので、作動音がする時間を減らすことができます。

エアブラシ用コンプレッサーのおすすめ人気ランキング

さて、ここまでエアブラシ用のコンプレッサーの選び方のポイントをご説明してきましたが、ここからは実際に使用してきたコンプレッサーの中からおすすめのコンプレッサーをランキング形式でご紹介していきたいと思います。

1位 toolsisland エアーブラシスターティングキット オイルレス3Lタンク付きエアーコンプレッサー&エアーブラシ

toolsisland エアーブラシスターティングキット オイルレス3Lタンク付きエアーコンプレッサー&エアーブラシ
12,980円(税込)

  • 馬力:1/6
  • 電源:AC100V(50/60Hz)
  • 最大空気圧:4.0kgf/cm2
  • 使用空気圧:1kg/cm2~3.5kg/cm2
  • エアー吐出量:20~23L/min
  • エアーブラシノズル口径:0.3mm
  • エアーブラシタイプ :ダブルアクション
  • エアーブラシカップ容量:7cc(重力式)
  • 本体サイズ L310xW130xH310mm
  • 本体重量 5.2kg

高圧力対応で万能コンプレッサー

4.0kgf/cm2というのはMpaに換算すると0.392Mpa、psi(pound per square inch)に換算すると56.8psiあり、ウレタン塗料を問題なく使用することができます。

また圧力計も見やすく、すぐに自分の設定したい圧力に変えられます。

気になる作動音ですが、47dbで少しうるさめです。
とはいっても壁が薄いアパートでなければ、日中使用しても問題ないレベルです。とくにコンプレッサーの下に防振マットをしけば完璧です。

3Lタンクつきなので、運転しっぱなしにする必要がない点も良いです。
ただしその分大きく、重量も5kgあるので、狭い部屋の場合は小さめのコンプレッサーのほうがいいかもしれません。

個人使用レベルであれば、この一台を購入すれば間違いありません。

2位 Mr.リニアコンプレッサー L5/エアブラシセット PS321

Mr.リニアコンプレッサー L5/エアブラシセット PS321
28,539円(税込)

●本機の用途 : エアーブラシ塗装用コンプレッサー
●適 応 流 体 : 空気
●定 格 圧 力 : 0.1MPa
●最 高 圧 力 : 0.12MPa
●吐出空気量 : 5.27リットル/min.0.05MPa
●定 格 時 間 : 連続
●作 動 音 : 50dB(無負荷時)
●吐出口サイズ : PS(細)及び1/8(S)用ジョイント付
●定 格 電 圧 : AC100V
●定格消費電力 : 31/29W
●定格周波数 : 50/60Hz
●本 体 寸 法 : 長さ160×幅120×高さ160(mm)
●本 体 重 量 : 2.4kg

リニア式を採用した静音コンプレッサー

模型塗装の定番となっているクレオスのリニアコンプレッサーL5です。
吸入エアーフィルター付、オイルレス機構なので、吐出エアーは常に異物、水分のないクリーンな状態なので、綺麗に塗装できます。
L5、L7は1日中の連続運転も可能で、
模型塗装をされる方なら、買って後悔はしないはずです。

3位 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100
6,981円(税込)

  • 本体電圧:DC12V、吐出量:約10.5L/min、使用最高圧力:約0.17MPa、リリース起動圧力:約0.10MPa、ホース接続ネジ:1/8接続ネジ
  • 本体サイズ:約長さ55×幅110×高さ120(mm)、質量:約0.53kg
  • コード長:約1.7m
  • 騒音値:約50dB

  • 定格使用時間:15分
  • エアブラシ使用最高圧力:0.4MPa、ホース接続ネジ:1/8接続ネジ、ノズル口径0.3mm(サイズ変更不可)、レバー動作:ダブルアクション、カップ容量:約7ml
  • エアブラシサイズ:約長さ152×幅27×高さ65(mm)、質量:約110g

ホビーユースには十分なコンプレッサー

定格使用時間は15分と短めですが、最大圧力も0.17Mpaと十分で、なにより小さくてコンパクトなので、置き場所に困りません。
片手にのる小さなコンプレッサーです。
個人的には値段以上にコンパクトで、軽い点が良い点です。

4位 Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナブラシセット PS309

Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナブラシセット PS309
39,327円(税込)

【スペック】
 ・適応流体 : 空気
 ・定格圧力 : 0.1MPa 
・最高出力 : 0.15MPa 
・吐出空気量 : 7.0リットル/min 
・定格時間 : 連続
 ・作動音 : 55dB (無負荷時)
・本体寸法 : 長さ170×幅142×高さ185 (mm) 
・本体重量 : 2.9kg

最上級のエアブラシ・コンプレッサーセット

最上級のツールとアクセサリー類を、ハイエンドモデルのL7に組み合わせたハイグレードセットです。
エアブラシは最高峰機種「プロコンBOY WAプラチナ ダブルアクションタイプ 0.3mmノズル」に、吐出エアの安定に効果を発揮する「エアアップ機構」を搭載したスペシャルタイプ。
レギュレーターにプラスして、ハンドグリップ式の「ドレン&ダストキャッチャー」もセット。

本格的にエアブラシを利用していくかたは、これを買えば今後買い換える必要はなかなかでてこないでしょう。

5位 タミヤ エアーブラシシステム No.42 スプレーワーク HG コンプレッサー レボ II 74542

タミヤ エアーブラシシステム No.42 スプレーワーク HG コンプレッサー レボ II 74542
14,280円(税込)

  • ボディは作動音や振動を極力抑え込んだ構造。夜間の使用も安心。防振マット付き。
  • 1.2mのエアーチューブと、3種類のエアーブラシホルダーもセット。
  • 最大圧力約0.11MPa (約1.1kgf/cm2)、空気吐出量は毎分20リットル 
  • 作動音量56db。
  • 連続使用時間1時間
  • サイズはW185mm×D90mm×H185mm
  • 重量約1.2kg

圧力・使い勝手のバランスのよいコンプレッサー

連続使用時間は1時間なので、ハイエンドモデルと比べると完璧ではないものの、ホビーユースであれば、連続使用が1時間を超えることはなかなかないものです。
防振マットもついてきますので、選択肢の1つとして考えて見てください。

6位 タミヤ エアーブラシシステム No.33 スプレーワーク コンパクトコンプレッサー 74533

タミヤ エアーブラシシステム No.33 スプレーワーク コンパクトコンプレッサー 74533
5,547円(税込)


  • 本体重量は200 g
  • 本体サイズは100×105×55mm。
  • 連続空気圧力約0.07Mpa、空気吐出量3L/min。
  • 1.5mのエアーホース付き。

ちょっとエアブラシを試したい方に最適

そこまで本格的にするわけではないけれど、エアブラシをコンプレッサーを使ってして見たいという方には、エントリーモデルのこのコンプレッサーがおすすめです。
軽くて、小さいので、どこにでも置け、作動音も小さいので気楽にはじめられます。

7位 タミヤ エアーブラシシステム No.20 スプレーワーク ベーシックコンプレッサーセット エアーブラシ付 74520

タミヤ エアーブラシシステム No.20 スプレーワーク ベーシックコンプレッサーセット エアーブラシ付 74520
7,317円(税込)

  • サイズ:長さ220mm、幅105mm、高さ138mm
  • 重量約800g (本体)
  • 最高空気圧:約0.11MPa (約1.1kgf/)
  • 最大連続使用圧力:約0.05MPa (約0.5kgf/)

充電式バッテリーの初心者用

コンセントにさして使える電源は別売りなので、気を付けてください。
ただ、壊れるというレビューが多いので、ヘビーユースする予定のある方には、不向きかもしれません。

【室内塗装必須】ペインティングブース

タミヤ エアーブラシシステム No.34 スプレーワーク ペインティングブースII ツインファン 74534
17,589円(税込)

室内での吹き付け塗装を強力にサポートする塗装ブースです。
スプレーワークペインティングブースII (ツインファン)は、前面パネルの特殊構造がポイント。
パネル外周部にスリット状の吸気口を配置して、中心部から外れた塗料ミストも吹き返すことなく吸引。中心部の塗料ミストはフィルターを3回通過してから吸気口に吸い込まれるため、フィルターの目詰まりによる急激な吸引力低下を起こしにくい構造です。
しかも、音の静かなシロッコファンを2基装備。余裕の排気風量を実現しました。
迷彩などの繊細な吹き付け塗装時はもちろん、1/35MMや1/24カーモデルの缶スプレー塗装にも十分対応します。
家庭用電源AC100V (50/60Hz)専用、消費電力48W (24W×2台)。
長さ50cmの連結式排気ホース4本付き。
折りたたみ式エプロン・フード、取手付き。
サイズ:40×30×33cm (収納時)、40×30×53cm (展開時)。

室内塗装なら必須です。

塗装ブースがないと、塗料や薄め液、シンナーの匂いが室内に充満し、中毒になってしまいます。
また部屋を塗料で汚してしまったりします。
庭や空気の出入りが良いガレージで塗装するのでないならば、塗装ブースは必要でしょう。

塗装ブースには様々な種類がありますが、この塗装ブースは、吸引力・動作音において一番かと思います。

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