エアブラシ用ハンドピースの選び方・おすすめランキング【2017年版】

最終更新日: 2017年05月05日 | 作成日: 2017年03月07日 | 13710 views

塗装に用いるエアブラシのハンドピースの選び方のポイントを仕組みから徹底的に解説いたします。
その上で、用途に応じた、初心者から中級者までにオススメしたいエアブラシをランキング形式でご紹介いたします。

綺麗に塗装したい場合、缶スプレーではなくエアブラシを使いますよね?
エアブラシの銃のような形をした噴射するパーツをハンドピースと言います。

ハンドピースは口径・方式によりメリット・デメリットがあります。
ぜひ自分の用途に合ったエアブラシのハンドピースを見つけてくださいね♬

エアブラシ用ハンドピースの選び方のポイント

エアブラシのコンプレッサーとのセットでハンドピースがついてきた方も多いかと思いますが、そのハンドピースでは自分の塗装したいクオリティを出せないかもしれません。

では着目するべきハンドピースのポイントをご説明していきます。

動作方式

ハンドピースの動作方式は、シングルアクションとダブルアクションとトリガーアクションに分かれます。

ダブルアクション・トリガーアクションは空気の噴出と塗料の噴射の2要素をコントロールすることができ、シングルアクションは空気が常にでており、塗料の噴射だけをコントロールすることができます。

シングルアクションは塗料の噴出の有無だけをコントロールでき、塗料の噴出量を塗料噴出中に調節することはできません。

ダブルアクションのハンドピースと比べて、多くの点で劣る場合が多いので、上級者が限られた場面(一定の塗料を噴出したい場合など)で使用する以外は、あまり必要ないと考えてください。

シングルアクション

シングルアクションのハンドピースはハンドピース後部のダイヤルを回すことで塗料の噴出料を変化させることができます。

ダブルアクション

ダブルアクションはハンドピース上部のボタンを押すと空気を噴出することができます。そして、そのボタンを引くと塗料を噴出できます。

ボタンの引き具合で塗料の噴出料を調節することができるので、塗装中に空気・塗料の量をなめらかに変化させるグラデーションや、細かいデザインなどをする際には必須です。

トリガーアクション

トリガーアクションはハンドピース胴体下部の中指付近のトリガーを引くことで、空気の噴出・および塗料の噴出料をコントロールすることができます。

はじめに軽く引くと空気のみが噴出され、そこからもう一段階引くと塗料が噴出されます。
その引く強さに応じて塗料の量をコントロールできます。

しかし、この方式ではダブルアクションと違って、空気の強さはコントロールできませんので、全面均一に塗布するベタ塗りがメインの場合により使いやすくなっています。

細かいデザイン・グラデーションが必要な場合はダブルアクションを使いましょう。

トリガーアクションの良さは何と言ってもトリガーの引きやすさです。
ダブルアクションでは、人差し指でボタンの押しの強さと引きの強さをコントロールしなければなりませんので、人差し指が非常に疲れます。

それに比べてトリガーアクションは、ただ握るだけで良いので、長時間作業しても指が疲れません。

塗料カップの場所・仕様

塗料をいれるカップが通常ハンドピースの上側についていますが、下側についているハンドピースもあります。

下側にカップ・ビンがついているタイプは吸い上げ式・上側にカップがついている方式は重力式・ドロップ式と呼ばれています。

日本では重力式のものをよく見かけますが、海外では吸い上げ式のハンドピースも人気です。

吸い上げ式

吸い上げ式のメリットは何と言っても大容量の塗料を取り付けることができる点です。
しかしハンドピースの下にカップがあるため、取り回しが悪くなりがちです。
洗浄が面倒なので、色を変えたりせずに、広い面積に同じ塗料を使う場合に用いるとよいでしょう。

重力式でカップが交換不可(一体型)

重力式で、かつカップが取り外せないタイプのハンドピースは洗浄が一番楽ですので、色を頻繁に交換する場合は重力式でかつカップが取り外せないハンドピースを選ぶとよいでしょう。

しかしカップのサイズを変えることはできないので、ご注意ください。

重力式でカップが交換可能(分離型)

重力式でカップが交換できるハンドピースは、吸い上げ式と同様に大容量のカップに交換できる点がメリットです。

洗浄は面倒なので、色を変えず、クリアなどのみに仕様すると良いです。

ニードルの形状(曲がっていないか・強度)

ハンドピースにはニードルがあります。ニードルの先端の針部分は小さな穴を塞いでいます。
ボタンを引くことで、ニードルが引っ張られ、ニードルの先端が穴から出ると、塗料が穴の隙間から出てきます。

ニードルの精度が悪いと引き具合にあわせて、塗料の噴出量が調節できません。安物ハンドピースによくあることなので、ご注意ください。

ニードルアジャスタの有無

ニードルアジャスタはダブルアクションのハンドピースの後部にあるダイヤルです。シングルアクションの塗料の量を調節するダイヤルと同じ場所にあります。

ニードルアジャスタはニードルのスライド量を制限することで塗料の量を一定の範囲内に設定できます。

ダイヤルを回すとニードルの動く幅を狭めたり広げたりできるのです。
そのため細吹きをする際にはアジャスタをまわして、ニードルの動く幅を狭めます。

安物のハンドピースにはニードルアジャスタがない場合が多く、細吹きがしにくく、ダマになりやすいです。

重量

軽ければ軽いほど、長時間使用しても正確に塗布することができます。
ぜひチェックしておきたいポイントです。

ボタン形状

ボタンの形状、硬さが指になじみやすいかどうかは大切なポイントです。
実際に使ってみないとわからない部分も多いですが、多くの人が使い心地がよいと言っているボタン形状にしておくべきでしょう。

ノズル口径

ノズル口径はニードルがはまっている穴の口径です。
ノズルの口径は塗布する塗料の幅を左右します。

基本的には0.3mmのものが定番です。
さらに細かい塗布をしたい場合は0.2mmを使います。

広い面積を一様にはやく塗布したい場合は0.4mmや0.5mmのノズル口径のものを使います。0.4mm程度以上からは大型の高圧力のコンプレッサーが必要になってきます。

1.0mm以上のものは、大型の絵画やバイクなどへの塗装に利用します。
0.2mmのように小さなノズル口径のハンドピースは粘土の高い塗料を使った際に、塗料が穴につまりやすく、塗料の希釈がシビアになりがちです。

ハンドピースのおすすめ人気ランキング

さて今までハンドピースの選び方のポイントをご説明してきましたが、ここからは実際に使ってきた経験、口コミなどからおすすめしたいハンドピースをご紹介してまいります。

1位 高儀 EARTH MAN 上付き重力式 エアブラシ HCPP-100

高儀 EARTH MAN 上付き重力式 エアブラシ HCPP-100
3,149円(税込)

  • 使用最高圧力:0.4MPa
  • ホース接続ネジ:1/8接続ネジ
  • ノズル口径0.3mm(サイズ変更不可)
  • レバー動作:ダブルアクション
  • カップ容量:約7ml
  • 本体サイズ:約長さ152×幅27×高さ65(mm)
  • 質量:約110g

1つ目に持つべきカップ一体型のダブルアクション

オールマイティーに使えるハンドピースです。
一つ目の本格的ハンドピースとしておすすめします。
もちろんニードルアジャスタもついています。

2位 タミヤ エアーブラシライトシリーズ No.1 スパーマックス エアーブラシ SX0.3D 74801

タミヤ エアーブラシライトシリーズ No.1 スパーマックス エアーブラシ SX0.3D 74801
5,345円(税込)

  • ノズル口径:0.3mm。
  • 塗料カップは容量7ccの一体型。
  • ニードル保持部分のパッキンは耐溶剤性に優れ塗料のしみ出しを防ぐフッ素樹脂製

安定して使いやすいハンドピース

安物のハンドピースとは全然違う使い心地で、細吹きもダマにならず、安定感があります。
オールマイティーに使えるので、持っておきたいハンドピースです。
ニードルアジャスタはもちろんあります。

3位 タミヤ エアーブラシシステム No.10 スプレーワーク HG トリガーエアーブラシ 74510

タミヤ エアーブラシシステム No.10 スプレーワーク HG トリガーエアーブラシ 74510
10,290円(税込)

  • 長時間の作業でも指が疲れないトリガータイプを採用。
  • ノズル口径0.3mm。
  • 吹きはじめの塗料の飛びがほとんどなく、繊細な吹き幅調整が可能。

トリガーアクションならこれが定番

トリガーアクションで長時間塗装したい場合は、このタミヤのトリガーエアブラシがおすすめです。
塗料カップは分離型で、大型のカップに取り替えることができます。
幅1mm以下の細吹きも安定してできます。
ダブルアクションを使っているけど、長時間使うと指が痛くなるという方は、2台目、3台目に持っていて損はないでしょう。

4位 ダブルアクション重力式エアーブラシキット

ダブルアクション重力式エアーブラシキット toolsisland
1,277円(税込)

  • ノズル口径:0.3mm
  • タイプ:ダブルアクション
  • カップ容量:7cc(重力式)
  • 使用空気圧:1Kg/c㎡~3.5Kg/c㎡
  • エアー入力:1/8 BSP

コストパフォーマンス抜群

2,000円を切る安さで、定番の0.3mmダブルアクション、ニードルアジャスタ付きのハンドピースが手に入ります。
精密さに欠けるようですので、本格的にはじめたい方には向かないですが、エアブラシを試してみたいくらいの方にはおすすめです。

5位 タミヤ エアーブラシシステム No.19 スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 74519

タミヤ エアーブラシシステム No.19 スプレーワーク HG シングルエアーブラシ 74519
4,572円(税込)

  • ノズル口径:0.3mm。
  • シンプルな構造のシングルアクションで扱いやすく、使用後の洗浄も簡単。
  • カップは15ccの大容量タイプ。







使い勝手のよいシングルアクション

シングルアクションなので、精密なコントロールなどには向きませんが、小学生などには難しいダブルアクションのコントロールが必要ないので、子供には使いやすいようです。
また、上級者の方が、一定の噴射量にコントロールしたい場合に使える一本です。

6位 タミヤ エアーブラシシステム No.37 スプレーワーク HG エアーブラシ カップ一体型 74537

タミヤ エアーブラシシステム No.37 スプレーワーク HG エアーブラシ カップ一体型 74537
7,854円(税込)

  • ノズル口径0.3mm、塗料カップ容量7cc。
  • メインレバーは操作しやすいR形状。
  • ダブルアクションタイプ。

至極の押し心地

Rボタンが押しやすい形状になっているため、使いやすく、
重量も軽めで持ったときのバランスが非常によいです。
一度使い出すと愛用すること間違いなしです。

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