電動インパクトドライバーの選び方・おすすめ・ランキング

最終更新日: 2017年05月26日 | 作成日: 2017年05月15日 | 3068 views

高トルクで締め付けができるインパクトドライバーを選ぶ上で着目したいポイントを解説したのちに、おすすめしたいインパクトドライバーをランキング形式でご紹介します。

まずインパクトドライバーと電動ドリルドライバーとの違いを解説したのちに、
トルク・振動ドリル・モーターの種類・サイズなどの選ぶ上で大切なポイントを見ていきます。

ぜひ自分に合った電動インパクトドライバーを見つけ出してください♫

電動ドライバドリルに関しては
電動ドライバドリルの選び方・おすすめランキング
振動ドリルについては
振動ドリルの選び方・おすすめランキング
をご参照ください。

76商品から
9商品厳選
徳田 宏樹
大手機械メーカーで電動工具などの開発に携わっています。DIY歴は中学校時代から今まで20年近くです。工具の紹介を通してDIYの楽しさ、奥深さを伝えていけたらと思っております。

電動ドリルドライバーとの違い

最も普及している電動ドライバーが電動ドリルドライバーです。
一方電動インパクトドライバーは、電動ドリルドライバーよりも強くネジを締め込むための電動工具です。

トルクとは

トルクとはどれくらい強くネジを締め込んだかの指標です。

【回転軸から力が加わる点までの距離】x【加える力】
で計算することができます。

たとえばレンチなどでボルトを締め込む場合に、持ち手が長いですよね?
あれは【回転軸から力が加わる点までの距離】を大きくすることで、トルクを上げることができるからです。

距離はm(メートル)単位、加える力はN(ニュートン)ですので、トルクの単位はN・mで表されます。

トルク調整スイッチがない

多くの場合インパクトドライバーにはトルク調整クラッチがありません。
トルク調整クラッチは、一定の締め込み度合い(トルク)になったときに、回転を止める機能です。
プラスチックや木材のように強く締め込みすぎると対象物が壊れてしまう場合に、必須の機能になります。

回転方向への打撃

インパクトドライバーの最大のポイントは強くネジを締め込むために、
回転の方向に打撃を加えることができる点です。
打撃というのは、回転方向へ振動することで、瞬間的に強い力で押し込むことを指します。

通常の電動ドリルドライバーで、長いネジ・ビスをねじ込もうとした場合に、
途中でそれ以上ねじ込めなくなったり、電動ドリルドライバーが熱くなってオーバーヒートしてしまいます。
また、回転だけで締め込もうとすると、ネジ山をなめやすくなります。

インパクトドライバーは、長いネジを楽に締め込むことができ、硬い木材などの締め込みにくい材質に対しても
苦労せずにネジやビスを締め込むことができます。

電動インパクトドライバーの選び方のポイント

ねじ締め能力・トルク

どれくらいのトルク(締め込みの強さ)まで締め込むことができるのかはスペックを見る上で大切です。

特に硬い材質に対して太くて長いネジを締め込む必要がある場合に、インパクトドライバーが
本当に締め込めるかを確認してください。

スペック表では、最大締め付け能力で表現され、
Ø5.0x50mmであれば、軸径5.0mm、長さ5cmのネジを木に打ち込めるという意味になります。
もちろん硬い木材ほど小さい値になるので、あくまで目安程度と思ってください。

ネジは、太ければ太いほど、長ければ長いほど、高トルクが要求されます。

また自動車のホイール交換などでナットなどにかなりの高トルクをかける必要がある場合は、
高性能なインパクトドライバーが必要になります。
ホイール交換であれば、通常はインパクトレンチをオススメします。

充電式 or コード式

充電式であれば、ウッドデッキを作ったり屋外での作業でも用いることができます。

一方で充電式は、充電切れとなった場合に充電が完了するまで待たなければならず、
使用可能な時間も短いです。

コード式はコンセントがある範囲であれば、すぐに使用することができる上、
比較的熱も発生しにくいです。
室内のみでの使用でしたら、コード式のほうが比較的安価に購入することができます。

トルクを調整できるか

ほとんどのインパクトドライバーにはトルク調整クラッチが搭載されていませんが、
一部のハイエンドインパクトドライバーには、搭載されています。
繊細な締め込みが要求されるシーンは比較的多いので、できればトルク調整可能なインパクトドライバーを選びたいところです。

既に電動ドリルドライバーを持っている方は、必要ないかもしれません。

コンクリートに穴を開けられるか(振動ドリル)

インパクトドライバーの中には、3モードインパクトドライバーや4モードインパクトドライバーと呼ばれる

コンクリートやブロック塀、石材などの硬い材質にも穴を開けられるものがあります。

木材・金属以外の硬い材質に対しても将来的に使用したい方は振動モードが搭載されたインパクトドライバーがオススメです。

モーターの種類

耐久性・トルク・サイズを大きく左右するのが、モーターの種類です。
では良いとされるモーターから順に見ていきます。

ブラシレスモーター

上位モデルに搭載されているモーターがブラシレスモーターです。

小学校でモーターの仕組みを見た方も多いと思いますが、
モーターは磁石がついた軸を電磁石がS極N極と切り替わることで回します。
軸受側の電磁石は、S極N極を高速で切り替える必要があり、普通のモーター(ブラシモーター)は
電流の切替をブラシが回転することで回路を切り替えて行います。

しかしブラシが高速で回転するため、そのブラシ部分が摩耗してくると正常に動作しなくなります。

ブラシレスモーターは、電流の切り替えをトランジスタなどを用いて電子的に行っています。
ブラシが高速で回転することがなくなるため、ブラシの摩耗もなくなり、メンテナンスが不要になります。

それだけでなく、小型化でき、電子制御のため、ソフトスタート(はじめにゆっくり回転)テクス用モードなど
細かい制御もできるようになっています。

ブラシモーター

電流の切り替えにカーボンブラシを使用しているのが、ブラシモーターです。
かつては高級モデルに搭載されていたのがブラシモーターでしたが、
摩耗してくるとブラシを交換する必要があるため、今ではミドルエンドのインパクトドライバーに搭載されています。

一般モーター

一般モーターは、ブラシモーターと仕組みは同じですが、
ブラシ部分を交換することができないため、ブラシが摩耗すると
インパクトドライバーの寿命となってしまいます。

エントリーモデルのインパクトドライバーに搭載されています。
高頻度で使用するわけでない場合は、一般モーターで大丈夫でしょう。

エアモーター

エアモーターは、エアコンプレッサーから送られてくる高圧の空気によりモーターを回転させるものです。
電気的にモーターを回転させるのではないため、オーバーヒートの恐れがなく、
高トルクでもモーターが焼ききれることはありません。

サイズ(ペン型インパクトドライバーなど)

インパクトドライバーは、比較的大きく場所をとります。

一般家庭では、より小さなペン型(スティック型)のインパクトドライバーが人気になっています。
また、ペンインパクトドライバの多くは、トルク調整のクラッチが搭載されており、
繊細なトルク調整が要求される電気工事や電化製品の組み立てにも最適です。
ただしペンインパクトドライバーは25N・mのトルクが最高クラスです。

ライトの有無

屋外で夕方・夜などに作業したり、奥深い暗い場所で作業する場合に、

インパクトドライバーの先にライトが搭載されたものであれば、楽に作業することができます。

狭い場所に締め付けることができるか

通常のインパクトドライバーは、先端工具(ビット)の先から本体後部までの距離が20cm以上はあります。

しかし家具組み立てなどでは、20cm以下の狭いところでネジを締めなければいけないことはよく起こります。
そういった場合にも使えるようにするには、本体の長さが短いものを選ぶ必要があります。

本体が短いだけでなく、回転するモーターと手に持つ場所が90度曲がっているアングルインパクトドライバーも販売されています。
アングルインパクトドライバーは、高トルクを発生させることは難しいですが、
家具組み立てなどには十分なトルクです。

騒音レベル・静音性

インパクトドライバーは、打撃を加えるため、大きな音がします。
マンションなどで使用する場合は、低振動でうるさくないモデルを検討することをオススメします。

耐久性

インパクトドライバーは打撃を加え、高トルクを発生させるため、モーターの劣化が激しいです。
ブラシレスモーターは比較的耐久性が高く、長年使用しても故障しにくくなっています。

耐久性が低いインパクトドライバーでは、すぐに最大締め付けトルクが落ちてきてしまいます。

メーカーの特徴

マキタ

マキタは日本における支店数が多く、アフターサポートが充実しています。

日立工機

日立工機は、価格に対して性能が高くコストパフォーマンスが高めです。

パナソニック

比較的DIY向けがメインです。

ボッシュ

ドイツのメーカーで、信頼性に優れ、耐久性が高いです。

リョービ

リョービはDIY向けがメインで、コストパフォーマンスが高いです。

ブラック&デッカー

アメリカの古くからあるメーカーで、オレンジ色が特徴です。
パワーが高いものが多いです。
また、複数の電動工具を同じ本体で使えるマルチツールが人気です。

インパクトドライバーのおすすめランキング

さて、ここまでインパクトドライバーの選び方を解説してまいりました。
ここからは、インパクトドライバーのおすすめランキングをご紹介してまいります。

1位 140N・mのトルク最高クラスのインパクトドライバー

日立工機 14.4V コードレスインパクトドライバー 充電式 1.3Ahリチウムイオン電池、充電器、予備電池、ケース付 FWH14DGL(2LEGK)
13,930円(税込)

  • 締付能力(mm):[普通ボルト]M6~M14・[高力ボルト]M6~M12・[小ねじ]4~8
  • 六角軸二面幅:6.35mm
  • 最大トルク:140N・m
  • 回転数:0~2,600min-1
  • 打撃数:0~3,200min-1
  • 機体寸法(全長×高さ):166×221mm(BSL1415S装着時)
  • 質量:1.3kg(BSL1415S装着時)
  • 蓄電池:[電圧]14.4V・[形名]BSL1415S・[容量]1.3Ah・[充電時間]約35分

最高クラスのトルク

140N・mはインパクトドライバーとしては最高クラスのトルクです。
このクラスのインパクトドライバーの中で、最も安く購入できるインパクトドライバーの1つが
この日立工機の製品です。

2位 コスパで選ぶなら!

リョービ(RYOBI) インパクトドライバ CID-1100 657100A
8,489円(税込)

  • 最大締付トルク:110N・m
  • 回転数:0~2400回転/分
  • 打撃数:0~3200回転/分
  • 電流:2A
  • 絶縁方式:二重絶縁
  • ネジ締め能力:小ネジ/M4~M8、普通ボルト/M5~M12、高力ボルト/M5~M10
  • 付属品:プラスドライバビット(No2×65mm)×1本

コード式でいいなら!

市販のインパクトドライバーのほとんどすべてが1万円を超えますが、
コード式であるこのインパクトドライバーであれば、比較的安価に購入することができます。

インパクトドライバーをできるだけ安く買うのであれば、この商品がオススメです。

3位 価格とトルクを両立した充電式

BOSCH(ボッシュ) 18Vバッテリー インパクトドライバー PDR18LI-1B
9,899円(税込)

  • 回転数:0-2,600回転/分
  • 打撃数:0-3,200回/分
  • 最大トルク:130N・m
  • 質量:1.25Kg(バッテリー含む)
  • 標準付属:キャリングケース、1.5Ahバッテリー1個、充電器

130N・mのハイパワーインパクトドライバー

充電式でハイパワーなインパクトドライバーの中で最もコスパが高いといえるのが、
ボッシュのドライバーです。

ボッシュの堅牢さがあり、なかなか壊れない優れたインパクトドライバーです。

ペンインパクトドライバーのおすすめランキング

1位 充電器・充電池込ではコスパNo.1

マキタ 充電式ペンインパクトドライバ (バッテリー・充電器・ケース付) TD020DSSP1
9,978円(税込)

  • バッテリ:BL7010(1.0Ah)
  • 充電器(充電時間):DC07SA(約30分)
  • モデル:TD020DSSP1
  • 電動機:直流マグネットモータ
  • バッテリ:リチウムイオンバッテリ(バッテリBL7010(容量1.0Ah)
  • 電圧:直流7.2V
  • 回転数:2300min-1(回転/分)
  • 打撃数:3000min-1(回/分)
  • 質量:0.53kg(バッテリ含む)
  • 入力容量:45VA

2位 ペン型でトルク最高クラス25N・m

マキタ 充電式ペンインパクトドライバ 黒 バッテリー×2・充電器付 TD022DSHXB
14,432円(税込)

  • ネジ締め能力:小ねじ(M3~M8)、ボルト(M3~M8)、高力ボルト(M3~M6)、コーススレッド(22~45mm)
  • 最大締付けトルク:25N・m
  • 回転数:0~2,450回転/分
  • 打撃数:0~3,000回/分
  • 本機寸法(折り曲げ時):長さ227×幅42×高さ144mm
  • 本機寸法(ストレート時):長さ282×幅42×高さ52mm
  • 質量:0.55kg(バッテリー含む)
  • 標準付属品:+ビット(2-45)
  • 1充電当たりの作業量(目安)木ネジ(ラワン):Φ3.1×25mm 約320本、Φ4.1×45mm 約65本

多機能ドリルドライバーのおすすめランキング

さて次に、インパクトドライバー以外の用途に使えるドリルドライバーをご紹介してまいります。

1位 サンダー・丸のこ・インパクトドライバー

ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) マルチツール プラス 18V EVO183P1
19,144円(税込)

  • 本体サイズ:幅21.5×奥行7.8×高さ23.3cm
  • 本体重量:1.46kg
  • 電圧:DC18V
  • バッテリー容量:1.5Ah
  • スイッチ:無段変速
  • ビットホルダー:マグネット
  • インパクトドライバー:回転数=0-3,100回/分、打撃数=0-4,000回/分、最大トルク=140N・m、チャック能力=6.35mm六角軸
  • ドリルドライバー:回転数=0-800回/分、最大トルク=22N・m、クラッチ=11段階、チャック能力=1-10mm
  • 丸ノコ:回転数=0-3,400回/分、ノコ刃=外径85mm、内径=15mm、最大切込深さ=21mm

2位 145N・mでコンクリート穴あけからトルク調整したネジ締めまで

マキタ 充電式4モードインパクトドライバー 14.4V (本体のみ/バッテリー・充電器別売) TP131DZ
18,438円(税込)

  • インパクトドライバ:145N・m(最大締付けトルク)
  • ドリル:2スピード
  • ドライバドリル:9段クラッチ
  • 穴あけ能力:コンクリート8mm、鉄工10mm、木工21mm
  • 回転数:高速0~2,800、低速0~700
  • インパクトモード打撃数:0~3200回/分
  • 振動ドリル打撃数:0~32,400回/分

なんでもできるドリルドライバー

テクス用ネジモードもあり実質5モード存在します。
その上最大締め付けトルクはなんと145Nもあります!!

バッテリー・充電器が別売りな点にだけご注意ください。

3位 コスパ抜群の3モード

Bigman(ビッグマン) 3モード インパクトドライバー 3ID-1415Li
14,170円(税込)

  • バッテリー容量:1.5Ah
  • バッテリー数:2個
  • 充電時間:30分
  • 作業モード:インパクト、振動ドリル、ドリル
  • 付属品:電池パック2個、充電器1台、ビット+1・+2各1本、プロケース

振動ドリルも欲しいなら!

振動ドリルとしてコンクリートの穴あけまで行える3モードインパクトドライバーです。
3段階パワー調節スイッチがあり、小さなネジを電気製品に取り付ける作業から、
家具組み立て、さらに太くて長いネジの高トルク締め付けまでできてしまいます。

アングルインパクトドライバーなら

マキタ 充電式アングルインパクトドライバ 14.4V (本体のみ/バッテリー・充電器別売) TL060DZ
20,429円(税込)

  • 最大締付けトルク(N・m):60
  • 回転数(回転/分):0~2000
  • 打撃数(回/分):0~3000
  • 全長:387mm
  • 質量:1.6kg
  • 標準付属品:プラスビット2-65、フック

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